本来はSE3P用ですが、FD3Sにも適合するとのことで購入しました。今のところ問題なく使えています…
マツダ魂【スピリットRとは?】ロータリースポーツの集大成
目次
スポーツカー好きの間で高い人気を誇る「スピリットR」とは、一体どのような車なのでしょうか?
マツダのRX-7やRX-8の最終特別仕様車として登場したこのモデルは、ロータリーエンジンを搭載し、スポーツ走行を意識した仕様が特徴です。
スピリットRという名称には、マツダのロータリーエンジンが持つ独自の魅力とレーシングスピリットが込められており、今なお多くのファンに愛されています。
しかし、希少性の高さや維持費の問題もあり、購入を検討する際には注意が必要です。
この記事ではスピリットRの意味や特徴、メリット・デメリット、さらにはどんな人に向いているのかについて詳しく解説していきます。スピリットRに興味がある方や購入を考えている方はぜひ参考にしてください。
✅記事のポイント4つ!
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スピリットRとは?初心者にもわかりやすく解説
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スピリットRの意味と由来
スピリットRとは、マツダのロータリーエンジンを搭載したスポーツカーであるRX-7とRX-8の最終特別仕様車の名称です。ロータリーエンジンの集大成として位置付けられ、限定生産されたモデルとして高い人気を誇ります。
スピリットRという名称には「スピリット(Spirit)」=「魂・精神」と「R」=「Rotary(ロータリー)」や「Racing(レース)」の意味が込められています。
これは、マツダのロータリーエンジン車が持つ独自の哲学や走行性能を象徴する名称として採用されました。
RX-7とRX-8の生産終了が決定した際、その締めくくりとして特別な仕様を施したモデルに「スピリットR」という名前が与えられました。
このことからも、ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーの歴史を称える意味が込められていることがわかります。
RX-7・スピリットRの特徴
RX-7(FD3S)スピリットRは、2002年に生産終了を迎えるにあたり登場した特別仕様車です。限定1,500台が販売され、特にスポーツ走行に特化した装備が施されました。
主な特徴
- 軽量なRECARO製バケットシート
- 専用の17インチBBS製アルミホイール
- 専用のブレーキキャリパー(レッド塗装)
- ビルシュタイン製サスペンション
- 特別仕様の専用エンブレム
- エンジンルーム内にシリアルプレートを設置
このように、走行性能を向上させるパーツが多数採用され、RX-7の完成形とも言える仕上がりになっています。現在では希少価値が高く、中古市場でも高額で取引されることが多いです。
✔中には1,000万円を超える個体もある
RX-8・スピリットRの特徴
RX-8(SE3P)スピリットRは、2012年にRX-8の生産終了に伴い登場した特別仕様車です。こちらも限定生産され、ロータリーエンジンの歴史における最後のモデルとして注目を集めました。
✔当初は限定1,000台を予定していたが、注文の多さに2,000台が生産された
主な特徴
- 専用のRECARO製バケットシート(※MT車のみ)
- 専用の19インチアルミホイール(※AT車は18インチ)
- 専用のブレーキキャリパー(レッド塗装)
- 専用のサスペンションチューニング
- 特別仕様の専用エンブレム
RX-8は4ドアのスポーツカーとして登場しましたが、スピリットRではよりスポーツ性を強調した仕様になっており、多くのファンに支持されています。
✔RX-7で採用されたシリアルプレートは設置されていない
メリットとデメリット
メリット
- 限定車ならではの特別なデザインと仕様
- スポーツ走行を意識したチューニング
- 将来的な資産価値の高さ(希少価値)
- マツダのロータリーエンジンの集大成
デメリット
- 中古市場での価格が高騰している
- メンテナンスや部品供給が難しくなっている
- 燃費が悪く、維持費が高め
- ロータリーエンジン特有の整備知識が必要
スピリットRは限定車であり、特別なモデルとしての価値がある一方で維持管理の難しさもあります。
特にロータリーエンジンは定期的なメンテナンスが不可欠なため、購入を検討する際には注意が必要です。
どんな人におすすめ?
スピリットRは、以下のような人におすすめです。
- マツダのロータリーエンジン車を愛する人
- 希少価値の高いスポーツカーを探している人
- スポーツ走行を楽しみたい人
- 車のメンテナンスやチューニングに興味がある人
一方で、日常の足として使う場合や維持費を重視する人にはあまり向いていません。スピリットRは特別な価値を持つ車であり、所有すること自体が楽しみとなるモデルです。
まとめ:スピリットRとは何か?特徴や魅力を総括
スピリットRはマツダのロータリーエンジンを搭載したRX-7とRX-8の最終特別仕様車です。その名称には「ロータリーエンジンの魂」を継承する意味が込められています。
限定生産されたこともあり、現在では非常に希少な存在となっています。
RX-7スピリットRは走行性能を極限まで高めた仕様であり、RX-8スピリットRはスポーツ性と快適性を兼ね備えたモデルとなっています。
どちらもロータリーエンジンの歴史を象徴する特別な車であり、ファンにとっては憧れの一台です。
購入を検討する際は、維持管理の難しさや中古市場での価格高騰などを考慮しながら、自分のライフスタイルに合った選択をすることが大切です。
記事のポイントまとめ
- スピリットRはRX-7・RX-8の最終特別仕様車である
- 「スピリットR」という名称にはロータリーエンジンの精神が込められている
- RX-7 スピリットRは軽量化と走行性能を追求したモデルである
- RX-8 スピリットRはスポーツ性と快適性を両立した仕様になっている
- 限定生産のため希少価値が高く、中古市場でも人気がある
- RECARO製バケットシートや専用ホイールなど特別装備が施されている
- ロータリーエンジンならではのメンテナンスが必要である
- 燃費や維持費が高く、維持にはコストがかかる
- スポーツ走行を楽しみたい人には最適なモデルである
- 限定車としての魅力があり、コレクション価値も高い

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