目次
RX-8・スピリットRはマツダが誇るロータリーエンジン搭載のスポーツカー「RX-8」の最終限定モデルとして2011年に登場しました。
ロータリーエンジンの「集大成」をテーマに性能やデザインが特別にチューニングされ、RX-8シリーズの中でもひときわ魅力的な存在となっています。
希少性が高く限定2000台のみの生産であることから、コレクターズアイテムとしても価値が認識されています。
本記事ではRX-8・スピリットRの特徴を詳しく解説し、その魅力を余すことなく紹介します。
性能面から内外装の特別仕様まで、他グレードとの違いを踏まえながらRX-8・スピリットRの魅力に迫ります。
●記事のポイント●
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RX-8・スピリットRとは?特徴と他グレードとの違い
(アルミニウムメタリックカラーのスピリットR)
RX-8 スピリットRはマツダが生産終了を発表したRX-8シリーズの中で最終限定モデルとして登場しました。
「ロータリーエンジンの集大成」というテーマのもと、性能や装備が強化され、特別な仕様が施されています。
他のグレードに比べて限定感を演出すると共に、走行性能と美しいデザインがさらなる進化を遂げました。
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スピリットRの概要と開発背景
スピリットRはロータリーエンジンの歴史に幕を閉じる形で2011年に発売された限定モデルです。
マツダは高い走行性能と独創的なデザインで支持されてきたRX-8のブランドイメージを生かしつつ、最後を飾る特別な仕立てを行いました。
このモデル名「スピリットR」には、ロータリーエンジンの魂を永久に引き継ぐという意味が込められています。
生産台数は限られており、希少性の高いコレクターアイテムでもあります。
✔当初は1000台限定であったが、注文数の多さに1000台追加されて2000台限定となった。
性能強化のための専用チューニング
スピリットRは他のRX-8グレードと比較して、特別なチューニングが随所に施されています。
ブレーキシステムには大径キャリパーや強化ディスクを採用し、高速走行やスポーツ走行時の制動性能が向上しました。
また、足回りも専用のセッティングが施されており、より安定感のあるコーナリング性能を実現しています。
これらの改良により、ドライバーにさらなる一体感を提供しています。
他グレードとの販売台数と市場価値の違い
スピリットRは生産台数が限定されており、2,000台という非常に少ない供給量で展開されました。
その希少性から新車販売時から特別な価値が認識されており、中古車市場においても現在高値で取引されています。
標準グレードのRX-8と比較しても、このモデルのコレクター価値が高く、長年経過してもその人気が衰えることはありません。
スピリットRのカラーは3色のみ
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内外装におけるRX-8・スピリットR限定要素
(スピリットRではリアのMAZDAエンブレムが省かれている)
スピリットRの内外装のデザインは特別仕様の車両であることを印象付けるためにいくつかの限定要素が取り入れられています。
そのため、他のグレードとは異なる独自の存在感を放つ仕上がりとなっています。
特に専用アルミホイールや特別塗装色といった細部にこだわりが込められており、視覚的な魅力がさらに強く感じられます。
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専用カラーのアルミホイールを採用
(AT車用のガンメタホイール)
スピリットRでは専用デザインのアルミホイールが採用されています。
- MT車にはブロンズ
- AT車にはガンメタ
カラーのホイールが採用されており、スポーティかつ上質な雰囲気を演出し、車全体のデザインを引き締める役割を果たします。
このホイールは軽量性と強度にも優れた設計となっており、走行時の操作感や乗り心地にも寄与しています。
エクステリア全体をより完成度の高いものにしています。
内装の特別仕様|専用シートとステッチの採用
(AT車用のレッドステッチのシート)
スピリットRには専用のシートが採用されています。
シートはレザーの質感が高く、柔らかな座り心地を提供しています。
MT車は専用のレカロシートが採用されていますが、AT車は通常のレザーシートに赤いステッチを施すことで、スポーティさと上質さを両立させたデザインに仕上げられています。
この専用シートはドライバーだけでなく同乗者にも特別な満足感を与えます。
ピアノブラック装飾の追加
(通常シルバーのフレームもピアノブラックに)
その他、通常はシルバーのセンターコンソールのフレーム部分にピアノブラックが採用されているため、内装全体の高級感が増しています。
また、シート以外にもサイドブレーキとアームレストのレザーにもレッドステッチが施されています。
スピリットR用の特別エンブレム
(スピリットRの証)
スピリットRのエクステリアには限定モデルであることを示す特別なエンブレムが設置されています。
このエンブレムは車両側面後方(リアウィンドウ横)に設置されており、オーナーに所有する喜びを提供してくれます。
細部に特別感を追及する姿勢がスピリットRというモデルの価値をさらに高めています。
残念ポイント
個人的に残念だと感じたポイントは、RX-7・スピリットRではエンジンルームにシリアルプレートが設置されていましたが、RX-8では採用されていない点。
また、リアスポイラーに関してもMT車は標準装備ですが、AT車はオプションとなっているが残念。
まとめ:RX-8・スピリットRの特徴
以下にスピリットRのポイントをまとめます。
- RX-8・スピリットRはロータリーエンジンの集大成として限定モデルで発売
- 2011年に発売され生産台数は2000台に限定された
- ブレーキシステムに大径キャリパーや強化ディスクを採用し制動性能が向上
- 足回りは専用セッティングで安定感のあるコーナリング性能を実現
- 専用デザインのアルミホイールを採用し走行性能と美しさを兼ね備えた
- MT車にはブロンズ、AT車にはガンメタカラーのアルミホイールを装着
- 内装には専用レザーシートが採用され、赤いステッチが施されている
- センターコンソールのフレーム部分にピアノブラックを採用し上質感を演出
- エクステリアには特別エンブレムが設置され限定モデルであることを強調
- 他のグレードと比較しても高いコレクター価値を持ち中古市場でも高値で取引されている
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