本来はSE3P用ですが、FD3Sにも適合するとのことで購入しました。今のところ問題なく使えています…
RX-8のプラグ&コード&イグニッションコイルの交換方法を超絶詳しく解説!プラグコード配線図付き
目次
- RX-8のプラグ、プラグコード、イグニッションコイル交換
- 交換前に取り外すもの
- ➀エアクリーナーボックス
- ➁黒いボックス
- ➂タイヤ
- ④フラップ
- プラグコードの取り外し方
- エンジン側
- タイヤハウス側
- イグニッションコイルの取り外し方
- イグニッションコイルの取り付け方
- プラグコードの取り付け方
- プラグコード配線図
- エンジンルーム側
- タイヤハウス側
- 補足
- おすすめのプラグ、コード、イグニッションコイル
- RX-8用プラグ4本セット(NGK)
- RX-8用プラグコード4本セット(NGK)
- RX-8用イグニッションコイル4本セット(NGK)
- まとめ:RX-8のプラグ・プラグコード・イグニッションコイル交換手順
RX-8のプラグ、プラグコード、イグニッションコイルをDIY交換したいと考えている初心者の方に向けた記事です。
RX-8は整備性が悪いことで知られていますが、正しい手順を踏めば初心者でも交換作業を進められます。
本記事では交換前に取り外すものから、プラグコード、イグニッションコイルの取り外し方と取り付け方まで詳しく解説します。
また、最後には”おすすめ”のプラグ、コード、イグニッションコイルを紹介し、適切な部品選びの参考にしていただける内容となっています。
ぜひ作業の前にチェックしてみてください!
✅記事のポイント4つ!
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RX-8のプラグ、プラグコード、イグニッションコイル交換
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交換前に取り外すもの
RX-8は非常に整備性が悪く、これら3つを交換するのに色々と外さなければなりません。
初心者でもできるように、外すものと外し方を一つ一つ解説していきます。
➀エアクリーナーボックス
まず初めに、エンジンルームのエアクリーナーボックスを取り外します。
エアクリーナーボックスの取り外しに関しては、別記事で詳しく解説していますので、そちらを参照してください。
🔗別記事:エアクリーナーボックスの取り外し方
➁黒いボックス
エアクリーナーボックスを取り外したら、次に赤矢印で示した”黒いボックス”を外します。
このボックスは青矢印で示した”ホースバンド”をプラスドライバーで緩めれば外せます。
これでもやりにくい場合は、蛇腹も同じように外してしまいましょう。
✔ホースバンドをエンジンルーム内に落とさないように注意!
➂タイヤ
左前(フロント助手席側)のタイヤを外します。
ジャッキアップして外しましょう。この辺りは特に説明することもないので割愛します。
④フラップ
タイヤを外すと、奥にペラペラのフラップがあるので外します。
上下2カ所、クリップで留まっていますので、下側1つを外しましょう。
✔このクリップはプラスドライバーで回して外します。
交換前に取り外すものは以上になります。
プラグコードの取り外し方
エンジン側
矢印で示した4つがプラグコードです。
先に外した”黒いボックス”の真下にあります。
プラグコードは手で引き抜くだけです。
タイヤハウス側
こちらがタイヤハウス側から見た、プラグコードです。
先に外したフラップのさらに奥になります。
こちらも手を伸ばして引き抜きましょう。
プラグコードを外した後です。
スパークプラグの交換作業はこの段階で行えます。
なお、スパークプラグは上と下で付けるプラグが異なります。
✔「上がT側」、「下がL側」です。
イグニッションコイルの取り外し方
エンジン側のプラグコードに繋がっている部品がイグニッションコイルです。
このイグニッションコイルの取り外しが狭くてやりにくいです。
周辺のケーブルなども可能な限りどかします。
イグニッションコイルの取り外し方は、まず赤丸で示した4つのナット(10mm)を外します。
✔このナットも外れた際に落とさないように注意しましょう!
ナットを全て外したら、矢印で示したカプラー4つを手前(画像から見ると左)から順に外します。(これもまた狭くて外しにくい)
✔カプラー上部のレバーを押しながら引き抜きます。
これでイグニッションコイルを取り外すことができます。
イグニッションコイルの取り付け方
新しいイグニッションコイルの取り付け方は、外したときとは逆の手順で行います。
先にカプラーを奥側(画像で見て右)からセットして、ナットを取り付けます。
✔右から一つずつ装着していきましょう!
プラグコードの取り付け方
プラグコード配線図
プラグコードの繋ぎ方はこちらの図を参考にしてください。
- ➀が左下(L)
- ➁が左上(T)
- ➂が右下(L)
- ④が右上(T)
NGKのプラグコードの場合は、色(青と黒)もこの図の通りになります。
異なる繋ぎ方はありえませんが、コードの長さは1本1本違うので、間違った繋ぎ方をすると届かなくなるコードが出てくるので必ずわかります。
エンジンルーム側
新しいイグニッションコイルの取り付けが全て終わったら、次に新しいプラグコードをエンジン側から先に取り付けます。
プラグコードは外すときと同じく、手で挿し込むだけです。
エンジン側4つを一気に付けるのではなく、一つを付けたらタイヤハウス側も取り付けるようにしましょう!
✔奥側(画像で見て右)から一つずつ取り付けるようにします。
タイヤハウス側
タイヤハウス側も先に載せた配線図の通りに取り付けます。
✔こちら側は”カチッ”と音が鳴るまで押し込みます。
補足
こちらは元から付いていた古いプラグコードです。
タイヤハウス側の右側(上下)2本には、画像印で示したゴムパーツが付いています。
このゴムパーツは新しいプラグコードの同じ位置に移植してください。
これの用途は付けると分かりますが、プラグコードとボディフレームが干渉する箇所のクッションの役割があります。
おすすめのプラグ、コード、イグニッションコイル
最後にRX-8におすすめの「プラグ、プラグコード、イグニッションコイル」をご紹介します。
この3つは基本的に同じメーカーのもの、特にNGK製で揃えるのが一番最適だと思います。
また、単品で揃えるよりもRX-8用としてセット販売されているものを選ぶと間違いが無くて良いです。
RX-8用プラグ4本セット(NGK)
RX-8用プラグコード4本セット(NGK)
RX-8用イグニッションコイル4本セット(NGK)
まとめ:RX-8のプラグ・プラグコード・イグニッションコイル交換手順
以下にポイントをまとめます。
- 交換にはエアクリーナーボックスや黒いボックスなど複数の部品を取り外す必要がある
- エアクリーナーボックスは別記事を参照すること
- 黒いボックスはホースバンドを緩めて取り外す
- フロント助手席側のタイヤとフラップを取り外す
- プラグコードは手で引き抜くだけで簡単に外せる
- プラグは上下で異なる種類を使用する(上がT、下がL)
- イグニッションコイルの取り外しはナットとカプラーの順で行う
- 新しいイグニッションコイルは取り外し手順を逆にして装着する
- プラグコードは配線図を参照しながらエンジン側とタイヤハウス側で装着する
- タイヤハウス側のゴムパーツは新しいコードへ移植する
- 推奨されるプラグ、コード、コイルはNGK製が最適
- セット販売の購入が間違いがなく便利

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